気づきの種が、思索の木となり、やがて知の森となる。
日々の中に、静かに芽吹く気づきを。
今回は、こちらのひと粒をお届けします。
「子どもたちに後々まで遺してやれるものは二つしかない。
一つは〝ルーツ〟であり、もう一つは〝翼〟である。」出典:『完訳 7つの習慣』(キングベアー出版, 2022, p.508)
息子と「出会い」から、1年が経った。
この1年で気づいたのは、
人は、生まれた瞬間に「親」になるわけではないということだ。
君と過ごした日々の中で、笑ったり、泣いたり、眠ったり、抱っこしたり。
そんな一つひとつの時間の積み重ねの中で、
私は少しずつ、確かに「父」になっていく。
そして、もう一つ気づいたことがある。
私たちが君に“存在”を与えたわけではない。
君の存在は、どこからともなくやってきて、私たちと出会い、そして今、確かに「いる」。
その事実だけで、心からの感謝が湧いてくる。
「生まれてきてくれてありがとう」
存在そのものが、すでに親孝行だ。
生まれた瞬間から、もう十分なくらい。
だからあとは、君が君の人生を歩んでくれればそれだけでいい。
わたしたちが遺せるものは、きっと二つだけ。
- どんなときも支えとなる、綿々と続く根(ルーツ)
- 自分らしく飛んでいける、自由の心(翼)
根は不安なときにそっと君を支え、
翼は新しい世界へ向かう勇気を与えてくれるだろう。
その両方を、これからも静かに育てていきたい。
🌱今日のひと粒
子に遺せるものは二つだけ。
帰る根と、飛ぶ翼。
あとは、ただ「生まれてきてくれてありがとう」。

