うーちゃん:お母さん、どうして雪って白いの?氷は透明なのに。
お母さん:いい質問だね!雪が白く見えるのは、氷の粒がたくさん集まっているからなの。
うーちゃん:でも、氷は透明だよね?たくさん集まると白くなるの?
お母さん:そうなの。氷そのものは透明だけど、雪はたくさんの氷の結晶でできているの。光がその氷の結晶に当たると、結晶の表面で何度も反射するの。
うーちゃん:反射って、光が跳ね返ることだよね?
お母さん:その通り!光が雪の中でいろんな方向に反射して、私たちの目に届くと、白く見えるの。白って、いろんな色の光が混ざった色だからね。
うーちゃん:へえ、知らなかった!でも、透明な氷と白い雪、どっちも同じ水でできてるんだよね?
お母さん:そうだよ。同じ水でできているけれど、形や状態が違うから見え方が変わるの。例えば、水が液体のときは透明、氷のときも透明。でも、雪のように小さな粒が集まると、光の反射が起きて白くなるの。
うーちゃん:じゃあ、雨と雪が違うのはどうして?
お母さん:雨は空気が暖かくて、水が液体のまま降ってくるからなの。雪は寒い空気の中で、水蒸気が冷やされて凍り、小さな氷の結晶が集まってできるんだよ。
うーちゃん:なるほど!雪が白いのも、寒いからできるのも、光や温度が関係してるんだね。
お母さん:そうね。自然の仕組みはとっても面白いでしょ?次に雪が降ったら、よーく観察してみようか。雪の結晶の形を虫眼鏡で見るのも楽しいよ。
うーちゃん:やってみたい!自然ってすごいね。
お母さん:そうね。自然にはたくさんの不思議が隠れているね。気づいたことがあったら、ぜひお母さんにも教えてね。